今の時代に太った人は金持ち。痩せた人に貧乏人という言うはいないと思う。戦後60年になって価値観も大きく変化している。

バブル時代には誰もが海外ブランド物を競って着飾っていた。一見して分かる服やバック。今の時代には『痛い』そのものである。

この痛さを嘆く人に対して、貧乏人のレッテルを貼り付けたがる、バブルの化石母娘がいる。

化石母娘と同類の小利口さんもいる。何でもなさそうなバックの中から見て！見てって感じでブランド物の財布を取り出す。

貧乏人の僕には爆笑。車も持っていない。発癌性の可能性が高い、と聞いてから電子レンジもない。今どきチンもしたことがない。言い訳にしか聞こえない『ないない』ばかりである。

しかし、貧乏人の僕にも見栄がある。それは後追い。今の時期に言葉を使うと『自殺してくれ』と喜ぶベンツ家族がいそだ。その後追いではない。

今日も朝から僕の見栄っ張りが全開。沖縄タイムス9月8日(土)付の『音楽への階段』でアシュリー・シンプソンを取り上げた。


9月19日にリリースされるセカンドアルバム『アイ・アム・ミー』のレビュー記事である。僕は既に3週間前から聴いていた。ユニバーサルから送られてきたプロモ用の音源でだ。

マスコミに関わる仕事をしているから、記事掲載はスッパ抜きが原則。誰よりも先に取り上げるのは、見栄そのものである。

スタイリスト時代もそうだった。ファッションモデルやタレントが着る服は、競合誌には貸し出しさせないことを条件にしていた。

少なくても同月号では絶対にNG。デザイナーズブランドのプレス担当者たちには、厳重な約束を守ってもらっていた。

僕の見栄っ張りは、今後もマスコミに関わる仕事を続ける以上、強固に貫き通すだろう。

取り上げるのも今を時めくアーティストが最大条件。次回は既に決定している。誰かは企業秘密にしたい。インタビューもぶら下がりはNO！単独でなければ遠慮申し上げる。

アシュリーのアルバムタイトルではないけど『僕は僕』だ。貧乏人の快進撃がさらに続く。ｗｗｗ

　今回の記事は2005/10/08 09:49に作成した。

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