僕の母ちゃんは沖縄タイムスに2度取り上げられている。1983年8月6日（土）付の朝刊『暮らしの百科』では和服を着ている。モデル気分が嬉しかったのか、掲載紙を東京まで送ってきた。

　22年前の新聞を、当時も現在もブリーフケースに入れて持ち歩いている。僕は「どうよ、僕の母だぜ」と子バカぶりを丸出し。人に笑われようと、例え何を思われても全く気にしない。

　もう一度、元気なうちに母ちゃんの美人ぶりを見てもらいたい。その強い思いから、沖縄タイムスの山城紀子 論説委員に「母を取材してくれませんか？」と2003年7月11日（金）に声をかけた。

　しばらくして、学芸部くらし報道班の黒島美奈子記者から連絡がきた。当時の社会面で木曜～日曜に掲載されていた連載『長寿の島の岐路』の取材がはじまる。

　8月11日（月）PM14:00から16:00まで、黒島記者は浦添市港川の自宅マンションへきてくれて、ベッドで寝ている母ちゃんとも会う。転倒、入退院、僕が自宅介護する経緯まで洗い晒し本音で話す。

　僕の中のテーマであり、社会への要望でもある、高齢者を『招かざる客』にはするな！でした。

　今回の記事は2005/10/10 00:46に作成した。

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沖縄タイムスの連載『いつも母ちゃんにアイ・ラブ・ユー』を担当した
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