東京時代の仕事仲間というか友人が、寅さんの故郷・柴又で『秋の1日を楽しく過しましょう』という企画を立ててくれた。

　15日（土）PM13:00から20:00までワイワイガヤガヤ。矢切りの渡しに乗船したり、江戸時代から続く料亭『川千家』にて宴会。

　茫然自失状態の僕を勇気づけてあげようという、気心が知れた男同士の集まりである。

　友人はレコード会社の元BMGビクターに勤務していた敏腕宣伝マン。団塊世代でもある。

　彼も10年前、同じ年に両親を亡くしている。落ち込みは相当なものだったと、共通の仕事仲間から聞かされていた。

　僕の母ちゃんの訃報を知り、電話で何度か励まされた。友人は自分事のように心配もしてくれた。

　BMGの元同僚たちにも声をかけてくれている。今の僕は酒は飲みたくないけど、みんなの顔は見たい。昔の話しもしたい。今後の僕に対してアドバイスもほしい。

　行けるかどうか微妙。留守の間が気になる。今は誰であろうと、母ちゃんと暮らした僕の部屋には入れたくない。

　友人がこのブログを読めば、少しは理解してくれると思う。しかし、僕は兄姉との不仲の件は、いっさい話してない。

　今日は1日中、部屋だ。携帯にはバイブ。固定にはコールが鳴り響く。受話器を取りたくもない。申し訳ないの一言である。

　今回の記事は2005/10/12 19:06に作成した。

【関連記事】
おしゃべり好きな二人　削除した過去記事★1
http://goo.gl/QOqnV
沖縄タイムスの連載『いつも母ちゃんにアイ・ラブ・ユー』を担当した
男性記者から削除依頼