2003年9月14日（日）に豊見城中央病院から退院して以来、母ちゃんにはどこも異常がみられませんでした。

　しかし、年が明けてから微熱傾向。04年1月13日（火）に胃ろうからのエンシュアを吐く。初めての嘔吐。医療法人 仁愛会 つるかめ老人訪問看護ステーションに緊急電話を入れたら、担当の訪問看護師が駆けつけてくれた。

　20日（火）AM3:25に38,1度。21日（水）PM13:40に、訪問診療も担当をしてくれた、名嘉村クリニックの院長と、つるかめの訪問看護師からも入院を強く勧められる。しかし、僕も強い姿勢で拒否。

　その日のPM16:00から自宅で隔日に点滴。25日（日）に再び吐く。僕自身の介護に限界を感じてしまい、救急車で浦添総合病院へ連れて行った。診察の結果、傷病名は胃瘻増設状態、低酸血症、肺炎。

　今回も地獄の日々が続く。浦添総合病院の対応もサラリーマン的。何処の病院も同じだ。2月2日（月）PM18:15には、母ちゃんの頭が枕からズリ落ち。

　5日（水）に胃瘻不可（ぞうえいのみ）と診断。呆れて何も言わなかった。入院期間中の主治医に「僕が責任を持ちますから」と予定を繰り上げ、退院させてもらう。

　7日（金）AM10:35に個室の401号室を出る。長兄と姉二人と妹は顔を見せない。浦添総合病院の看護師たちからは「お大事に」の声掛けもない。

　それでも僕と母ちゃんは晴れ晴れ気分。二人で福祉タクシーに乗り、那覇市の波上宮へ。予約しておいた神職さんに御祓いをしていただき、PM12:05に浦添市港川の自宅マンション到着。

　その日の2004年2月7日（金）以来、何処の病院にも入院したことがありませんでした。母ちゃんは逞しくて偉い！偉い！！偉い！！！

　今回の記事は2005/09/2４ 13:14に作成した。

　沖縄タイムスの連載『いつも母ちゃんにアイ・ラブ・ユー』では2006年2月23日（木）付では、2005年1月5日（水）に波上宮で撮った写真も掲載した。

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