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2012年06月06日

感謝と指摘 削除した過去記事★32

 入院期間中は、多大なご迷惑とお世話になる。要介護度5の高齢者は、明日の命に関わることだから、神頼みにも似た心境だ。

 病院側のスタッフが何をしても「ありがとうございます」の頭を深々と下げる。感謝の気持ちは、言葉や態度で示さなくてはいけない。

 しかし、スタッフ側は、あちらこちらの家族から常に感謝の言葉を受けている。そのせいか、感謝されて当然みたいな顔するスタッフもいる。そういう人たちも含め、何かを指摘するのは相当な覚悟が必要だった。

 病院は基本的に完全看護だから、夜8時には退出しなければならない。注意を受ける覚悟で朝の7時頃には入院室に到着。大小が気になるから、チェックしなければならない。かぶりものをあけると、背中あたりに体温計が落ちている。

 びっくりと同時にケガの心配。黙る訳にはいかないから、朝のスタッフに二言三言が出る。スタッフからは「すみません」の一言もない。ちなみに、体温計が落ちていたのは各病院であった。

 僕の細かいのが気にくわないのかどうかは知らないが、見せつけの手荒い行為はやめてほしかった。肺炎の患者にはフラット状態のベッドは厳禁。

 確かにフラットは介護するのは楽である。それを看護主任に厳重注意をしたら「信子さんのためには良くないことですよ」と意味ありげに言い返される。

 そんなことがあっても、退院時には「ご迷惑をおかけしました」「お世話になりました」「ありがとうございました」と感謝の気持ちを言い忘れなかった。

 今回の記事は2005/10/13/12:39に作成した。

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Posted by 父の名は島袋光裕です at 15:11 │削除した過去記事