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2012年05月08日

国の介護保険財政を圧迫 削除した過去記事★21

 僕が母ちゃんに自己作成した2004年(平成16年)12月分のサービス利用が22944でした。05年1月分は17119である。支援限度基準額が大幅に下がっています。

 理由は訪問介護サービスを全面中止。ヘルパーがいなくても、要介護度5の母ちゃんは困らなかったためである。僕にとっては勇気ある決断でした。

 馴れ合いで続けると、国の介護保険財政の圧迫にもつながる。そこまで考えるのは、自己作成者ぐらいかと思う。僕が作成するサービス利用票(兼居宅サービス計画)は自分で言うのも何だけど立派でした。

 母ちゃんも僕の自己作成に応えてくれて元気いっぱい。沖縄タイムスで執筆している『音楽への階段』のゲラチェックや、サービス利用票(兼居宅サービス計画)を提出するために沖縄県介護保険広域連合へ出かけたときは一人で留守番。金曜日のゲラチェックには気をつかい、寝たふりまでしていた。

 帰りのマンションドアを開ける音に気づき、母ちゃんが「キ~坊~」と大きな声で呼ぶ。僕が「寂しかった?」と聞くと「とっても!とっても!」と手を強く握りしめてくる。

 今年の1月以降はケアプランに訪問介護(ホームヘルパー)を組み入れなかった。この件に関して、一番喜んでくれたのは母ちゃんだったかもしれない。どこの親も、いつも側にいてくれる子供が好きに決まっている。

 経済的には窮地に立たされていたけど、僕と母ちゃんの心は豊かだったといえる。惨めと感じたことは一度もなかった。

 今回の記事は2005/09/27/08:30に作成した。

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沖縄タイムスの連載『いつも母ちゃんにアイ・ラブ・ユー』を担当した
男性記者から削除依頼



Posted by 父の名は島袋光裕です at 10:23 │削除した過去記事