団塊世代は 歩みを止めることなく 明日へと希望をつなぐ
これまでに、仕事で数え切れないほど取り上げたレビュー記事。洋楽も邦楽もジャンル分けはしなかった。その前に何でも試聴する。
レコード会社から届く音源などは流行歌も放置しない。
好きなアーティストに堀内孝雄がいる。
堀内がアルバム『青春(ゆめ)のしっぽ』を1999年4月14日にリリース。
レコード会社ゼティマから14曲収録の音源とアー写が送られてきた。早速の試聴は一発で気に入る。沖縄タイムス1999年4月12日(月)付の朝刊ラテ面『音楽話題』で取り上げた。
見出しは『堀内孝雄の ニューアルバム』。冒頭にはチャート上昇中の先行シングル「続・竹とんぼー青春のしっぽ」が飾られている。
僕が執筆した記事から抜粋。『学生運動のニュースがバックに流れて、堀内の「時代って変わっていくんだよな」という台詞は団塊世代には胸が熱い』
記事から抜粋が続く。『最近の堀内は景気低迷で不本意な生活を送る同世代へ向けた応援メッセージを歌う。かつてのポロシャツからネクタイ姿が似合うようになり、だから説得力が増した楽曲』。
そして『歩みを止めることなく明日へと希望をつなぐ。ベーヤン節は力強い』とも書く。
http://youtu.be/0ZYdO-LiydU
ここからは余談。記事に目を通した堀内孝雄とマネージャーが、当時の沖縄タイムス学芸部長 山城紀子さんにも「記事の掲載、ありがとうございました」と電話。紀子さんを感激させていた。
人気や地位やキャリアにおぼれることがない堀内孝雄は、律儀のある大人なんです。本当に、そうなんですよ(笑)アルバムの最後を締めくくる『母の胸に抱かれて』を聴きながら、今夜はオヤスミなさい。
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