デイサービス利用はストレスが増す　削除した過去記事★38

　母ちゃんは元気になるにつれて寂しがり屋の傾向が強くなってきた。僕を側にいつも置きたがる。依存症というか、子離れが全くしない。

　 豊見城市役所にも出かけられない。高額介護（居宅支援）サービス費給付の手続き。老人福祉医療助成金（おむつ助成金）受給者現況届を出し損なったこともある。

　 そんなことが何度かあり、ケアプランに通所介護を加えた。2004年4月2日（金）AM10:00からPM16:00までが最初に利用したデイサービスである。

　 母ちゃんは意味も解らないまま送迎車へ。協調性のない性格を知っているから、デイでは浮いているというか、パニックにでも落ち入らなければと思いめぐらしていた。

　 帰りをマンションの入口で待機。送迎車から降りた途端に、僕の顔を見て「キ～坊～」と叫んで大泣き。次の6日（火）も通所させた。

　 母ちゃんは朝の身支度に気がつき、駄々をこねはじめた。「今日は不元気」とか「眠い」とか見え透いた嘘まで言いだす。それでも何とか機嫌をとり、4月は6回デイに通わせた。

　 8月と9月は各2日間。母ちゃんの通所ストレスが本格的にはじまる。浦添市内の介護老人保健施設内にあるデイサービスセンター『エメロード てだこ苑』から手渡される連絡帳へ記載された9月24日（金）付を見る。『PM13:50 水分補給の声かけするも拒否する』と書かれている。

　 デイの利用は計11回。10月22日（金）にはオムツが何と裏返しにはかされていた。サービスへの不信感が一気に増す。これが決定的な原因となり、中止を決めた。

　今回の記事は2005/10/04 14:22に作成した。

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沖縄タイムスの連載『いつも母ちゃんにアイ・ラブ・ユー』を担当した
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