見出しで過剰反応…旧知の女性

父の名は島袋光裕です

2023年02月02日 19:15

僕が沖縄タイムスで全16回連載していた、
2006年(平成18年)2月2日(木)付
第5回目の記事です。



同日の午後「学芸部にクレームの電話した」と、
旧知の女性から電話がありました。

クレームとは見出しの「イイヤンベー」です。

正しいウチナーグチは「イイアンベー」です。

旧知は一方的で、
原稿の経緯を聞こうとはしない。
見出しで過剰反応している。

読めば少しは解るはず。
それは「イイヤンベー」と言っているのは
名古屋出身の入浴スタッフです。

旧知の実母はソーウチナーンチュだが、
実父は東京のヤマトゥンチュー。
本人は戦前の東京で生まれている。

戦後生まれの僕よりは11歳上の旧知。
「ワンネー東京と沖縄のハーフなのよ」と、
聞くに耐えない事も平然で話す。

そのソーウチナーンチュではない旧知。
毎度の事ながら携帯は延々と続く。
言うまでもなく昔から一方的である。

明治生まれの僕の両親は健在の頃から、
クヌ イナグはヒンジムナー(この女は素行が悪い)と、
何かと強く口にしていた。

僕の父親、
島袋 光裕(しまぶく こうゆう)は紫の会初代家元。
琉球ではなく『沖縄舞踊家』と名乗っていました。




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