宮城能鳳先生、人間国宝認定 おめでとうございます
お父さんと同じ琉球芸能の立役者である宮城能造初代家元。愛弟子の宮城能鳳先生が人間国宝に認定された。
http://goo.gl/kt7Rq
報道番組をつけながら、このブログ記事を書いていたら突然の朗報。一気に僕の心臓が高鳴り。
テレビに向かって拍手パチパチ。感激で足がガクガクしてきた。
電話をしなければと、かけた相手は、お父さんの高弟子。
現在は全国的にも有名な琉球料理乃山本彩香である。
僕が「ア~コ姉さ~ん、ニュースを見ている?」と聞いたら、姉さんは「あなたも見ているの?」と逆に言われた。二人は「良かったね、嬉しいね」と涙声になってしまった。
約10分くらい、人間国宝の話し。姉さんの立場もあるから、縁を切った実の兄姉妹の件は遠慮する。
僕の母親違いの義兄、お父さんからは三男・島袋光史も『組踊音楽太鼓』の人間国宝。義兄は今年1月10日に永遠の旅立ち。入院期間中に能鳳先生は何度か見舞いにきてくれた。通夜も告別式も法要も全て席についてくれた。
義兄の嫁さんにも電話をしたら「天国で喜んでいるよ」と嬉しさの涙声。お父さんも芸一筋だったが、人間国宝までには至らなかった。
しかし、後進には『芸の心』を導いたと思っている。僕は沖縄の伝統芸能とは全く関係のない世界にいるけど、子供の頃から「何をするにしても心が大切。それだけは忘れるな」と言われてきた。
母ちゃんは今頃、お父さんに「能造さんも人間国宝になる弟子を育てて最高だね」と話しているだろう。そして「お父さんの女弟子からは、琉球舞踊で人間国宝に早くなれたらいいね」とも。
明日7月22日の沖縄タイムス朝刊1面は『人間国宝に認定された宮城能鳳先生』の記事に違いない。僕が執筆する『音楽への階段』も明日付。偶然が重なり超最高!永久保存紙だ。
上記の記事は、元ブログ『I-LOVE-NOBUKO』で
2006/07/21 21:20に作成。復元した。
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