プロのケアマネと素人の自己作成を比較 削除した過去記事★20

父の名は島袋光裕です

2012年05月07日 11:40

 浦添市港川に住む僕のマンションで母ちゃんを自宅介護するときに、担当をしてくれたケアマネジャーは女性である。

 豊見城市社会福祉協議会 基幹型在宅介護支援センターの社会福祉士から紹介。ケアマネは厚生労働省が支援する『訪問介護員養成研修』の講師も務め、社団法人からの信用度も高いと聞かされた。

 僕はかなりのプロだろうと信頼を寄せ、母ちゃんのケアマネを2003年7月から任せた。残念ながら信頼は期待外れ。10月で打ち切りにした。

 そのケアマネが作成した10月分のサービス利用票(兼居宅サービス計画)別表を見る。
◆訪問看護合計が11580
◆訪問介護合計が6606
◆福祉用具合計が3900
◆訪問入浴合計が11250
◆限度基準額は「33356」になっている。つまり、母ちゃんは「33万3千5百60円」の介護保険給付費を使用していた。

 素人の僕が自己作成した05年8月分のサービス利用別表を見る。
◆訪問介護(車)合計が402
◆訪問看護合計が2490
◆福祉用具合計が3000
◆訪問入浴合計が11250
◆限度基準額は「15892」になっている。つまり、母ちゃんは「15万8千9百20円」の介護保険給付費を使用している。

 二人が作成した限度基準額を比較して、厚生労働省はどう考えるだろうか。06年度からケアマネジャーが『要介護度認定調査』も行う。公正を狙うのも重要だが、自己作成者も増やしていく必要性もある。家族側だから、不正加担がなくなるのは確実。もう一度、真剣に見つめ直してほしいものだ。

 今回の記事は2005/09/27 01:57に作成した。

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おしゃべり好きな二人 削除した過去記事★1
http://bit.ly/HcyB4T
沖縄タイムスの連載『いつも母ちゃんにアイ・ラブ・ユー』を担当した
男性記者から削除依頼

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